小説と漫画の楽しみ方の違い

私は小説を読む事が好きである。
漫画を読む事も好きである。
どちらもジャンルは問わない。
自分がその時ピンときたものを手に取って読んでいる。
以前友人に「小説と漫画どっちが好きなの?」と聞かれて大変に困ったことがある。
私にとって同じ「読書」であっても楽しみ方が全く異なっていたためだ。
正直比較の仕様が無かった。
その時は煮え切らないよく分からない応答をしてしまったが、この際そのことについて煮詰めようと思う。
ではまずは小説の何が面白いのか。
一言で言えば「想像を膨らませること」である。
小説には画がない。
そのため同じ文章を読んだとしても人によって思い描くシーンは異なる。
そんな自分でイメージをして物語を補完していくことが小説の一つの楽しみ方であり、私が好きな理由でもある。
では次に漫画の何が面白いのか。
漫画は「画」である。
シーンは明白。
作者の表したいイメージがそのまま目に飛び込んでくる。
小説のようにイメージしなくても容易にその時の状況を把握できる。
迫力や疾走感など、文章だけの小説よりは描きやすい。
その臨場感ある画を見て、その世界に没入していくのが面白いのである。
以上のように双方から何が面白いのかを書きだしてみたが、やはり甲乙つけがたいのである。
というかつけようがない。
次友人に同じ質問された時は、「どちらも同じくらい好きだ」と自信を持って答えることとする。

一つのことに熱中すると、他のことを顧(かえり)みる余裕がなくなるということ。